台風18号は昨夜朝鮮半島に上陸した後も北東に進み、3日(木)9時現在で日本海に達しています。中心気圧は992hPa、中心付近の最大風速は20m/sで、中国地方の一部が台風の強風域に入っています。台風は今日午後までに温帯低気圧に変わる見込みです。
▼台風18号 10月3日(木)9時現在
存在地域 日本海
大きさ階級 ／／
強さ階級 ／／
移動 北東 35 km/h
中心気圧 992 hPa
最大風速 20 m/s
最大瞬間風速 30 m/s
四国に記録的短時間大雨情報
台風に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、特に四国の太平洋側で雨が激しく降っています。
高知県須崎では8時45分までの1時間に81.5mmの猛烈な雨を観測、高知市や土佐市、須崎市付近では1時間に約120mmの雨を解析したため、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。
四国では昼過ぎまで激しい雨による河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒が必要です。
温帯低気圧に変わっても勢力を維持
台風は温帯低気圧に変わった後、大陸から南下する寒気との温度差によって再び発達するおそれがあります。明日4日(金)21時の低気圧の中心気圧は996hPaとほとんど変わらない勢力のままで、北日本を通過する見込みです。
明日4日(金)は北日本で風雨の強まりに注意
明日4日(金)は東北地方を中心に1時間に30mmを超える強い雨や、瞬間的に25m/sを超えるような暴風のおそれがあります。
台風ではなくなっても油断せず、飛ばされやすいものを片づけたり、側溝にたまった枯れ葉を掃除するなど、今のうちに対策をするようにしてください。
ウェザーニュース
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