7月26日(金)15時現在、台風6号(ナーリー)は、紀伊半島の南を北上しています。台風はしばらく北上を続け、27日(土)朝には紀伊半島付近に上陸する予想で、その後は進路を東向きに変えて、東海、関東の付近を通過する見通しです。
▼台風6号 7月26日(金)15時現在
存在地域 潮岬の南約290km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 20 km/h
中心気圧 1000 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
今夜以降、激しい雨のおそれ
台風の外側を取り巻く活発な雲が、今日26日(金)の夜から紀伊半島から東海、関東にかかり始めます。山沿いを中心に1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降り、28日(日)夜にかけての総雨量は多いところで200mm以上に達する予想です。
台風6号は、中心付近ではなく台風から比較的離れたところで雨が強く降る可能性があります。東海や関東の山沿いを中心に、東日本の太平洋側では土砂災害や河川の増水、道路冠水などに警戒が必要です。
また、関東は27日(土)の昼間は雨は小康状態となるものの、夜からは再び強く降るおそれがあります。
沿岸部では強風警戒 海のレジャーは控えて
風は東海地方の沿岸部で特に強く、27日(土)は平均で10m/sから15m/s、瞬間的には25m/sに達するところがあります。関東でも沿岸部では20m/s程度の突風の吹くところがありそうです。
また、波も高く海は荒れた状態となりますので、海のレジャーは控えてください。キャンプなど山でのレジャーを予定している方も、台風の最新情報に十分注意してください。
夏休みの週末 予定の確認を
すでに学校が夏休みに入っていることや、各地で花火大会が行われることなどから、外出を予定されている方が多いと思います。
一部地域ではイベントが延期や中止となる事も予想されますので、外出前に開催状況等を確認することをお勧めします。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風6号のナーリー(Nari)は、韓国が提案した名称で、「百合の花」という意味です。
ウェザーニュース
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