アフガニスタンで昨年12月に殺害された福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の医師中村哲さんを送る会が8日、同会支部のある名古屋市で開かれた。支援者ら約600人が黙とうし「遺志を継いでいこう」と誓い合った。
支部の五井泰弘会長は、医療支援からスタートして大規模なかんがい事業まで手がけた中村さんを「彼にしかできない壮大な考え方だ」と惜しみ、事業をできるだけ継続させようと訴えた。
会の冒頭では中村さんがアフガンで2000年代から続けた用水路建設事業を映像で紹介。会場には中村さんや犠牲になった現地スタッフへの献花台も設けられた。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース