トルコ南部などで6日に発生した大地震をうけて、トルコとつながりが深い和歌山県は7日、災害義援金を募集すると発表した。義援金の受け入れ口座は「紀陽銀行 県庁支店(普通)416665 和歌山県トルコ震災を支援する会」。本庁など県施設に募金箱も設置している。
県とトルコは、1890(明治23)年に現在の串本町にある紀伊大島・樫野崎沖でオスマントルコ軍艦エルトゥールル号が座礁した事故が縁となって、友好関係が続いている。県によると、エ号は600人近い乗組員が犠牲となったが、69人は地元の人たちに救助されて生き残った。
県の国際課は「エ号事故以来、日本とトルコは困難が生じたときはお互いに助け合ってきた。被災された方々の力になりたい」という。
串本町も7日、義援金を募集すると発表した。募金箱を町役場、町文化センター、旧古座分庁舎、トルコ記念館に設置する。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル