渡辺松雄
佐賀県唐津市で3日、国の重要無形民俗文化財「唐津くんち」の中心行事「御旅所神幸祭(おたびしょしんこうさい)」があり、2年ぶりに獅子や兜(かぶと)、鯛(たい)など14台の曳山(ひきやま)が中心部を巡行した。昨年はコロナ禍で中止されていた。
2番曳山の「青獅子」をひいた中町の河上彰範さん(44)は「祭りが復活してよかった。いろいろなことを考えながら、特別な気持ちでひきました」と話した。
例年なら3日間の日程を1日限りに短縮した。曳(ひ)き子たちの人数も制限され、全員がマスクを着用して出発前に検温した。巡行中の飲酒や、名物の一つの家庭での飲食接待は禁止された。(渡辺松雄)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル