新型コロナウイルスの国内感染者は24日午後10時半現在で、新たに3739人が確認され、23日(3271人)に続き、2日連続で過去最多を更新した。死者は全国で54人増えた。厚生労働省によると、23日時点の重症者は前日より25人増の644人で、21日時点の620人を超えて過去最多となった。
東京都の感染者は888人で、17日の821人(修正値)を上回り、過去最多を記録。10日連続で曜日ごとの最多も更新した。年代別でみると、20代が240人と最も多く、30代が184人、40代が143人と続いた。65歳以上の高齢者は93人だった。
都によると、16日に英国から帰国した30代男性の感染も確認された。せきの症状が出たため、21日に医療機関を訪れたところ感染が分かり、現在入院しているという。英国で流行している変異種との関連があるかどうかなどを、国と連携して調べるという。
東京と隣接する首都圏の3県でも感染が拡大している。神奈川県で495人、千葉県で234人、埼玉県で251人の感染がそれぞれ確認され、いずれも過去最多を更新した。清和大(千葉県木更津市)の柔道部では男子部員34人の感染が判明し、同部員の感染者は計35人となった。
愛知県でも過去最多となる270人の感染が確認され、このうち142人が名古屋市だった。京都府も過去最多の107人の感染が判明し、1日あたりで初めて100人を超えた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル