国内で確認された新型コロナウイルスの感染者(大型クルーズ船の乗客らを含む)が13日、累計で30万人を超えた。昨年12月下旬からの3週間余りで新たに10万人の感染が確認されており、感染者の増加ペースがいっそう加速している。
全国の自治体や厚生労働省の発表を集計した。国内で初めて感染者が確認されたのは昨年1月15日で、9カ月半後の10月29日に累計で10万人を超えた。20万人を超えたのは12月20日で、10万人増えるのにかかった日数は52日だった。今年に入ってからは1日あたりの新規感染者が7千人を超える日が続くなど、感染者数の急増が続いている。
都道府県別でみると、東京都の感染者が8万人近くに上り、全国で最多。大阪府で3万5千人、神奈川県で3万人近くに上るほか、愛知、埼玉、北海道、千葉、兵庫、福岡の各道県でも1万人を超えている。政府は2度目の緊急事態宣言を11都府県に拡大する方針だが、感染拡大に歯止めがかかる見通しは立っていない。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル