幕末に活躍した新選組が結成されて160年の今年、東京都日野市の「ひの新選組まつり」で「隊士パレード」が復活する。パレードの開催は4年ぶり。主催者側は、新選組に扮する一般の参加者や、これらの人たちを率いる土方歳三ら幹部クラスを選ぶコンテストへの参加者を募っている。
今年のまつりは5月13、14の両日に予定。コロナ禍以後は中止されたり、規模を縮小して1日だけ催したりするなどしてきた。恒例の隊士パレードは、2019年が最後の開催。新選組ファンからは復活を望む声が寄せられていたという。
感染対策に配慮し、多い時には400人ほどいたパレードの参加者を、今回は86人に縮小する。一方で、隊士に扮した人たちと観客らが一緒に写真を撮れる「屯所」を、市内5カ所に設ける。場所を分けることで密集を避けつつ、交流の場などとしてもらう狙いがあるという。
初日の13日は、高幡不動尊…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル