地域で子どもたちの誕生を祝い、支えていこうと、木の椅子を贈る「君の椅子」プロジェクト。今年のモデルができ、16日、北海道旭川市であった贈呈式で、2人の赤ちゃんにプレゼントされた。
「君の椅子」は06年から始まり、現在、東川町や剣淵町、福島県葛尾村など7町村が参加する。製作は旭川家具の工房が担い、新モデルのデザインは、東京の家具デザイナー坂本茂さんが手がけた。ヨーロッパの教会や食堂でよく使われる椅子をイメージしたという坂本さん。「遠く離れた世界に、自分の椅子と同じような椅子がある。その椅子を通し、世界で起きたことを、自分のこととして受け止めてもらえたら」。
プレゼントされた北海道東神…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル