J2レノファ山口は11月7日、同チームに所属する元日本代表のDF坪井慶介選手(40)が、今シーズンいっぱいで現役を引退すると発表した。
坪井選手は東京都出身で福岡大から2002年に浦和レッズ入り。1年目からリーグ戦30試合に出場する活躍を見せ、Jリーグ新人王に輝いた。2003~2007年には日本代表でもプレーし、2006年のドイツワールドカップでは2試合に出場した。
2015年からは湘南ベルマーレ、2018年からはレノファ山口でプレーし、J1リーグで通算315試合、J2リーグ通算32試合に出場した。
レノファ山口は11月16日のモンテディオ山形との試合後、坪井選手の引退セレモニーをする予定。
■坪井選手のコメント全文
坪井選手はレノファ山口の公式サイトで次のようなコメントを出した。
「坪井慶介40歳、今シーズン限りで現役を引退する事を決断しました。18年間応援頂きました皆さま本当にありがとうございました。
2002年に浦和レッズに加入させて頂き湘南ベルマーレ、レノファ山口と3チームを渡り、W杯にも出場し、40歳までプロサッカー選手を続けることが出来るなんていうことは夢にも思っていませんでした。プロサッカー選手として経験した、公式戦454試合、日本代表としての40試合はどの試合も僕の誇りであり財産です。
浦和、湘南、山口で出会ったチームメイト、監督、スタッフ、支えて頂いたファン、サポーター、スポンサー様全ての方々に感謝致します。本当にありがとうございました。
また僕をプロサッカー選手に育ててくれた小学校、中学校の指導者の皆さま、四日市中央工業の樋口先生、福岡大学の乾監督に改めて感謝いたします。
そして最後に、僕を生み育ててくれた両親、妻、3人の子供たち、家族の存在が常に僕の一番の支えであり活力でした。本当にこんな幸せなサッカー人生を過ごさせてくれてありがとう。
戦うピッチは変わりますが18年間で得た経験を活かし走り続けて行きますのでこれからも応援よろしくお願い致します」
中崎太郎/ハフポスト日本版
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