墓地で卒塔婆(そとば)を振り回し、奇声をあげるなどしたとして、山口県警防府署は3日、住所不定、自称ユーチューバーの川西康司容疑者(28)を礼拝所不敬の疑いで逮捕し、発表した。「動画の再生回数を増やしたかった」と容疑を認めているという。
署によると、川西容疑者は1日ごろ、防府市内の市営墓地で、墓碑に土足で上り、卒塔婆を振り回しながら奇声をあげるなどした疑いがある。
川西容疑者は11月10日、人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターに扮し、JR防府駅近くの路上で通行人におもちゃの剣で斬りかかるようなまねをしているところを署員に職務質問された。その際にユーチューバーを名乗ったことから、署員がSNSを調べ、墓碑に上っている動画を見つけたという。(藤牧幸一)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル