三つ子の次男(当時11カ月)に対する傷害致死罪に問われた愛知県豊田市の母親(31)の控訴審判決が24日、名古屋高裁で言い渡される。裁判を通じて双子や三つ子といった「多胎」育児の過酷さが明らかになった。繰り返される多胎育児中の虐待を、支援する側はどう受け止めているのか。
事件後、外部検証委員会がまとめた報告書では、市が「多胎妊娠に対する支援体制が欠如し、出産後も多胎育児に対する問題意識が希薄だった」と指摘。母親が出産や育児に不安を抱えていることを把握しながら、要支援妊婦と判断しなかったことが明らかになった。…… 本文:1,259文字
朝日新聞社
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