大阪府吹田市の大阪府警吹田署千里山交番前で16日早朝、同署の古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(26)が刺され、実弾入りの拳銃が奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で17日朝に逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)が最近、小中学校時代の友人らの連絡先や住所を探っていたことが知人らへの取材で分かった。事件数日前からは、体調不良を訴え、勤務先の東京都内のゴルフ練習場を休んでいた。
知人らによると、飯森容疑者は小学生の時に東京から大阪府吹田市内の小学校に転校。同市内の高校まで卒業し、東京の大学に進学したとみられる。
中学時代は野球部に所属。勉強もできたというが、当時の同級生は「好き嫌いが激しい性格で、好きな人としか話さなかった」と振り返る。
昨年11月からは、都内のゴルフ練習場に勤務していたが、今月11日から体調不良を理由に休んでいたという。事件前日の15日には「体調が良くなってきているので25日くらいから復帰しようと思う」と勤務先に連絡があった。
元同級生の男性によると、今年2月にSNSを通じて飯森容疑者から連絡があり、「同窓会を開きたい」などとして友人の連絡先を尋ねてきた。
今月に入ると、自身も含めた元同級生らの住所も尋ねるようになった。ほかの友人らにも同様の問い合わせをしていたとみられる。
この男性は事件後、飯森容疑者が関わっていることを知り、怖くなって大阪府警に相談したという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース