金居達朗
大阪湾で赤潮が広範囲に発生している。朝日新聞社ヘリから兵庫県の淡路島沿岸を見下ろすと、浜がさび色に染まっていた。
大阪府立環境農林水産総合研究所水産技術センター(大阪府岬町)によると、この赤潮は夜光虫というプランクトンによるものだという。通常、5月ごろに見られることが多いが、急な気温の上昇で発生したとみられる。毒性はなく人体には無害だが、沖で養殖されているノリの品質に悪影響が出る可能性もあるという。
刺激を与えると青白く発光する性質を持ち、夜間は波打ち際で発光する様子も見られる。(金居達朗)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル