任期満了に伴う枚方市長選は1日、投開票され、大阪維新の会公認の現職、伏見隆氏(51)が、無所属新人の大橋智洋氏(40)=自民推薦=を破り、再選を果たした。当日有権者数は33万2165人で、投票率は過去3番目に低い36・90%(前回38・70%)だった。
市の人口減少にどう対策を講じるかが主な争点だった。伏見氏は、京阪枚方市駅周辺の再整備や、高齢者と子育て世代への支援などを訴え、財源確保に向けさらなる行財政改革を進めるとも主張していた。
午後10時、同市東田宮の選挙事務所に再選の一報が入ると、支援者は喜びを爆発させた。伏見氏は万歳の後、花束を受け取ると「取り組んできた改革がどのように受け止められているのか不安もあった」と選挙戦を振り返った。2期目については「まちのため市民のため、今後とも全力で取り組みたい」と語った。
大橋氏は「子育て世代への投資」などを訴えたが、及ばなかった。
維新対非維新の対決となった枚方市長選でも維新候補が勝利したことで、維新にとっては4月の府知事・大阪市長のダブル選からの勢いが続いていることを示す結果となった。
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◇枚方市長選(開票終了)
当 69620伏見 隆 大維現
51782大橋 智洋 無新
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース