大雪が降る中、首都圏の高速道路や有料道路で6日午後、スリップなどが原因の交通事故が相次いだ。
警視庁によると、正午~午後9時に交通事故に関係する110番通報は約800件あった。ただ、午後5時半現在、事故による死者や重傷者はいない。同庁は不要不急の運転を控え、どうしても車を使う際はスタッドレスタイヤやチェーンを装着するよう呼びかけている。
東京都港区海岸3丁目のレインボーブリッジでは6日午後3時50分ごろ、軽トラックが横転した。運転していた40代男性にけがはなかった。警視庁によると、ノーマルタイヤを装着しており、スリップした可能性が高いという。事故の影響でレインボーブリッジ(首都高速11号台場線)は通行止めになり、午後5時半現在も解除されていない。
墨田区でも午後3時40分ごろ、首都高速6号向島線(上り)でトラックや乗用車など複数の車両が絡む事故があった。けが人の有無ははっきりしていない。警視庁高速隊によると、ほかにも多数の事故が起きているという。
通行止めも相次いだ。首都高速道路会社によると、雪の影響で午後5時半現在、1号上野線(上り)や10号晴海線(下り)が通行止めになった。他の路線でも一部区間で通行止めとなっているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル