宮内庁は22日、天皇陛下が2020年東京五輪・パラリンピック両大会の名誉総裁就任を承認した、と発表した。安倍晋三首相が同庁を通じ、就任を願い出ていた。就任期間は五輪開幕1年前にあたる今月24日から、パラ大会が閉幕する来年9月6日まで。名誉総裁としての具体的な活動は今後決まるという。
これまで国内で五輪が開かれた際は、時の天皇陛下が名誉総裁に就任してきたが、天皇がパラリンピックの名誉総裁に就任するのは初めて。1964年の東京パラリンピック大会、98年の長野冬季パラリンピック大会では、それぞれ上皇さまと現・天皇陛下が皇太子として名誉総裁を務めた。(中田絢子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル