山形県酒田市内の女子中学生が昨年2月に自殺した問題で16日、鈴木和仁教育長が記者会見を開いた。市の第三者委員会「いじめ問題対応委員会」が昨年9月末から続けていた詳細調査が終わり、生徒の遺族に報告書を手渡したことを明らかにした。
鈴木教育長によると、報告書は3月31日に出来上がった。遺族との日程調整があり、この日の手渡しになったという。今後、遺族から意見書を提出してもらい、それを添付した上で丸山至市長に報告される。
報告書の内容などについて鈴木教育長は「開示は市長に報告してからになる。遺族の意見を踏まえた上での公表、あるいは開示となる」と説明。「開示の対象となる行政文書になるのは市長への報告後」として、一切を明らかにしなかった。また、受け取った遺族がどのような様子であったかも、「私がここでいうことではないと考える」と話した。
鈴木教育長が遺族を訪ねたの…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル