女性の遺体を山林に遺棄したとして、北海道警は19日、足寄町南4条5丁目の無職志渡(しど)典吉容疑者(58)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
捜査1課によると、志渡容疑者は約1カ月前の今年11月10日、町内の山林に同町のスナック経営延本真弓さん(当時66)の遺体を遺棄した疑いがある。
志渡容疑者は岡本さんの知人。遺体は見つかっていないが、志渡容疑者の説明などから町中心部にある岡本さんの店から北東へ約35キロ離れた山林に遺棄したとみられるという。道警は本別署に87人体制の捜査本部を設けて捜索している。
延本さんの親族が11月11日、「連絡がとれない」と警察に通報し、行方不明届を出していた。関係者への聞き取りや防犯カメラの捜査などから、志渡容疑者が浮上。志度容疑者は延本さんの殺害もほのめかしているといい、道警が詳しく調べている。
足寄町は北海道東部の山間部に位置する人口約7千人の町。遺棄現場は阿寒湖の温泉街から南西へ約15キロの山中とみられる。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル