熊本県警小国署などは2日、旅館の女性専用露天風呂に女装をして忍び込み、女性客の下着などを盗んだとして、佐賀市鍋島6丁目、会社員宮原幸一郎容疑者(36)を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
署によると、宮原容疑者は1月13日午後4時20分ごろからの約30分間に、熊本県南小国町にある旅館の女性専用露天風呂の脱衣所に侵入し、30歳代の女性2人の下着など計6点(計3千円相当)を盗んだ疑いがある。
宮原容疑者はこの日、偽名を使い、旅館の立ち寄り湯の受け付けをした。旅館の防犯カメラには、茶髪のカツラやスカートなどで女装し、脱衣所に出入りする宮原容疑者が映っていた。署は受け付け後に旅館内のトイレで着替えたとみている。宮原容疑者の自宅からは、今回盗まれた下着以外の女性用下着などが見つかっており、余罪を調べている。(屋代良樹)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル