全国の大学や高校、中学に今月23日から3日連続で、爆破や殺害を予告するファクスが届いた問題で、この直前、ネットの闇の掲示板に関与をほのめかす投稿があり、送信件数が計1万5千件を超えるなどと示されていたことがわかった。警察もこれらの事実をつかんでおり、威力業務妨害容疑で捜査している。
脅迫文は23日朝、各地の大学に届いたのが始まり。「高機能爆弾を仕掛けた」などと記し、金を振り込むよう求める内容だった。
翌24日未明には、各地の高校に「自作の改造銃や火炎瓶で殺しまくってやる」というファクスがあり、さらに25日未明、今度は中学宛てに「全員サバイバルナイフで殺す」などと記したファクスが届いた。
いずれの脅迫文にも、実在する東京の弁護士名が使われていた。
朝日新聞の取材で、ネット上の闇の掲示板に、これらのファクスと、体裁や内容が同じ文書が投稿されていたことがわかった。事態が公になる前の時間帯で、警察は送信に関わった人物が書き込んだ可能性があるとみて捜査している。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル