東海テレビ放送(名古屋市)は、同市中区で古物商阿部光一さん(42)の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された容疑者の女として放送した顔写真が、事件とは無関係の別人のものだったと、25日発表した。同日夜、ホームページに謝罪文を掲載した。
同社によると、別人の顔写真は24日~25日昼に東海地区のローカルニュースや、フジテレビ系「めざましどようび」などの全国ニュースで計8回放送された。誤って自分の写真が使われたとする人からの問い合わせで発覚した。
記者がSNSのアカウントのプロフィル画像を引用。このアカウントを容疑者のものとみて、事前に知人だという複数の人に確認したうえで放送したが、実際は別人物のものだった。同社は「チェック体制を強化し、再発防止に努める」としている。
愛知県警は24日、阿部さん宅マンションのクローゼット内に阿部さんの遺体を遺棄した疑いで、知人の無職内田明日香容疑者(29)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル