![](https://www.japonologie.com/wp-content/uploads/2022/04/e5af8ce5b2a1e794bae381aee3808ce6a19ce381aee38388e383b3e3838de383abe3808de381abe9a39fe5aeb3e58db1e6a99fe38080e58e9fe799bae981bfe99ba3.jpg)
福島県富岡町のシンボルとして長く親しまれ、今春も多くの人の目を楽しませた夜の森地区の「桜のトンネル」が、この先、枯れてしまうかもしれないピンチに陥っている。原発事故後に避難指示が出ていた間、手入れが行き届かなかったためだ。「桜を生かしたまちづくり」に取り組む町が対策に乗り出した。
JR夜ノ森駅の東側にL字形にのびる「桜のトンネル」は、120年ほど前に入植者らによって植えられたのが始まりだ。その後、地元の小中学生たちが植樹を続けるなどして、2・2キロの道路両脇に約420本のソメイヨシノが立ち並ぶようになった。
春になると「桜まつり」が開かれ、県内外から多くの人が花見に訪れる町の名所になった。住民有志も桜染め教室や桜をテーマにした手紙のコンテストを開くなど盛り上げていた。
しかし、11年前に原発事故…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル