角詠之
東京都心の南約1千キロにある小笠原諸島の西之島で、海上保安庁の航空機が25日に小規模な噴火を確認し、26日に発表した。海保によると、黒灰色の噴煙が火口から出ており、高さは900メートルに達しているという。
【動画】西之島から噴煙が上がる様子=海上保安庁提供
西之島の噴火は昨年10月以来。島の周辺には褐色や茶褐色の変色水も確認されたという。航空機に同乗した東工大理学院火山流体研究センターの野上健治教授は海保を通じて「有色噴煙を繰り返し確認した」「西之島の火山活動は再び活発化に転じた可能性が高い」とコメントした。
海保は、西之島周辺の海域を航行する船舶に注意を呼びかけている。(角詠之)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル