徳山徹
福岡県田川市の伝統行事「風治(ふうじ)八幡宮 川渡り神幸(じんこう)祭」(県無形民俗文化財)が20日、市内の彦山川周辺で開幕した。2基のみこしを先頭に11基の幟(のぼり)山笠が川に分け入り、水しぶきを上げた。新型コロナ禍で中止が続き4年ぶり。周辺は大勢の観客でにぎわった。21日まで。
山笠は高さ最大約13メートル、重さは2~4トン。たわわに実った稲穂を模した色鮮やかな「ばれん」と幟で華やかに飾られた。川の中ほどではシーソーのように激しく山笠を揺らす勇壮な「競演会」を披露。21日は対岸から川を渡って八幡宮に戻ってくる。(徳山徹)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル