東京都や政府が新型コロナウイルス対策を適切に行っていないとして、島根県内の東京五輪聖火リレーの中止を検討すると表明した同県の丸山達也知事は19日、政府や地元選出の国会議員に直接会って意図を説明し、コロナ対策の強化や地元への経済支援を要望する考えを明らかにした。
19日の定例会見で述べた。17日に中止検討を表明した丸山知事は、この日の会見で改めて、「私は聖火リレーの実施が感染拡大を招くと思って中止を検討しているわけではない。おおもとの五輪の開催に問題があるというのが理由だ。聖火リレー自体を問題視しているわけではない」と説明。コロナ対策の要望について、「総合調整権がある政府に対し、直接お願いにあがりたい」と話した。
東京都に対しては直接訪問したり、文書を送付したりして要望はしないという。「私は都として都民のために当然やるべきではないかと申し上げただけだ」と述べた。
島根県スポーツ振興課によると、丸山知事の聖火リレーの中止検討表明を巡って、17日から19日午前11時までに同課に全国から345件の電話があった。7割が賛同、3割が批判する意見だったという。
自民・竹下氏の発言「取り立てて気にしていない」
賛同の内容は、「五輪開催で感…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル