原子力規制委員会は15日に臨時会合を開き、九州電力の池辺和弘社長を呼んで意見交換した。池辺社長は川内原発1、2号機(鹿児島県)のテロ対策施設の完成が設置期限に間に合わないため、運転を停止させる計画を説明。規制委は16日の定例会合で今後の対応を議論する考えを示した。
規制委は、設置期限の約1週間前までに施設が未完成の場合、停止命令を出す方針。九電は期限前日に停止させ、川内1号機で2020年3~12月、2号機で5月~21年1月に定期検査を行う計画を発表している。
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