手の神経疾患から「左手のピアニスト」として関西を中心に活動し、引退する奈良県生駒市の岡田侑子さん(29)の最後の演奏会が1日、同県安堵町の文化施設であり、町民ら約160人が聞き入った。岡田さんは「短い間だったが、演奏活動ができて本当に良かった」と感謝の思いを話した。
4歳から練習に打ち込んできたが、2011年に右手が神経疾患「局所性ジストニア」と診断された。その後、左手にも症状が現れ、一度はピアノに終止符を打った。だが、リハビリに打ち込み、16年にはプロデビューを果たした。しかし昨年秋ごろに、思うような演奏ができなくなったことから引退を決意した。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース