兵庫県姫路市の市街地から、車で30分以上の農村地帯。今、急速に注目を集める「映えスポット」がある。
広大な池の中に、ぽつりと小島が浮かぶ。小道を踏みしめ島に渡ると、一面の水面が広がり、静寂に包まれた。水と空の青さ、取り囲む山の緑とのコントラスト。風がない日は、水面に山が映し出される。「この世界で私一人」という気分になる。
絶景を堪能していると、一人の男性が歩いてきた。仕事の合間を利用し、週に2回は訪れるという会社員の梅本恒平さん(48)だった。
神社は田んぼや山に囲まれた池の中にあり、静かな雰囲気に包まれていた。夕暮れを待って、神社の神秘的な印象を狙った。周辺には街灯もなく、遠くに車のライトや民家の照明が少し見えるだけ。長時間シャッターを開けて光を強く露光させた。池の様子がわかるよう脚立を使い高い位置から撮影した。(小宮路勝)
仕事でのミスが続いていた時…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル