福井市は3日、部長級に相当する50代の理事職員2人を同日付で1カ月の減給10%の懲戒処分にした発表した。庁舎内での喫煙は禁止されているが、地下1階の理髪室で喫煙を繰り返し、地方公務員法や市の規則に反したとした。
市職員課によると2人は理髪室で店主の了解を得て喫煙。1人は市が2019年7月に庁舎内の喫煙所を撤廃し、全面禁煙とする前から利用していた。
昨年12月下旬から理髪室は休業しているが、守衛室でカギを借り、喫煙を続けた。二人は「甘えがあり、深く反省している」などと話しているという。
また市は、管理職を含む40~50代の職員5人も同様に喫煙したとして訓告処分とした。理髪室で喫煙を始めた時期は、職員によって違うが、管理監督責任がある理事2人の行為をより重く判断した形だ。
市は現在、昼休みの正午から午後1時に、屋上を職員向けの喫煙所として開放している。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル