中学から大学まで剣道で全国的に大活躍し、市役所職員になった人がいる。実業団の名門チームに所属したが、家族との時間を優先して転職した。毎日できていた稽古は休日の週1回になり、平日は週3回、地元の剣道クラブで子どもの指導をする日々だ。そうしたなか、4年ぶりにあった全国の公務員の頂点を決める10月の大会で強豪の刑務官などを破り、準優勝した。
熊本県菊池市出身で、剣道6段の茂田大貴さん(32)。ともに剣道で名門中の名門とされる九州学院中学・高校と明治大学で、腕を磨いた。大学卒業後は実業団のトップレベルの選手が集まる企業「東レ」に入り、「実業団日本一」を決める全日本実業団剣道大会でも活躍した。
コロナ禍・家族との別居…強豪企業チームから公務員に
当時の職場は滋賀県。大学で…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル