きょう20日は強い寒気が流れ込み、多くの地点で最高気温が今季これまでで最も低くなりました。東北や関東はきのうより大幅に低くなり、10度くらい低くなった所もありました。
昼間もブルブル
きょう20日は、北日本の上空1500メートル付近に真冬並みの強い寒気が流れ込み、全国的に昼間も気温の上がり方は鈍くなりました。最高気温は12月並みの所が多く、広い範囲で今季これまでで最も低くなりました。青森市の最高気温は未明に観測した2.3度で、日中は0度前後と、昼間も震える寒さに。きょう初雪を観測した山形市は午後3時までに6.8度と、今季初めて10度に届いていません。東北や関東甲信はきのうより大幅に低くなり、仙台市はきのうは16.9度、きょうは7.8度、都心はきのうは20.7度、きょうは15.9度でした。きのうより10度以上低くなった所もあり、長野県南牧村(野辺山)では、4.1度までしか上がりませんでした。名古屋市は15.0度、大阪市は14.3度、松山市14.7度、大分市14.8度など、東海から九州でも15度未満の所が多く、季節風が強く吹いたため、体感温度はさらに下がりました。
※きょうの最高気温は午後3時までの値です。
今夜も暖かくして
今夜からあすの朝にかけては、東北の太平洋側や関東甲信から九州で冷え込みが強まるでしょう。今季これまでで一番の冷え込みとなる所もありそうです。暖かくしてお休みください。あすの日中も冷たい空気に包まれますが、強い風がおさまる分、寒さは幾分和らぎそうです。
日本気象協会 本社 日直主任
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