新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさん(70)の兄知之さん(73)が30日、報道陣の取材に応じた。
知之さんが最後に志村さんに会ったのは、2月25日だった。志村さんの古希の祝いに、親戚10人程度が集まった。おいの憲之さん(44)からお祝いに、好物の芋焼酎を贈られ、笑顔を見せていたという。
知之さんは「ふだんは仕事の話をしないが、聖火ランナーや、映画初主演、NHKの連続ドラマの出演が決まった話をしてくれた。よっぽどうれしいのだろうと思った」と振り返った。
例年、お盆の時期は舞台が重なり、親族で会えるのは正月だけだったという。
「最高の弟。これまで厳しい芸能生活で一生懸命生きてきたはず。これからはゆっくり過ごしてほしい」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル