天井から降ってくる雨水、ぬかるむ足。ライトで辺りを照らしても、漆黒の闇が地下空間を覆う。
闇から抜けると、今度は探検する子供たちの声が大きくこだました。
扉を開けると、何やら巨大な柱があるのが分かる。116段の階段を下りると、思わず身震いした。その荘厳な地下の巨大空間(長さ177メートル、幅78メートル)の温度が10度しかないというだけではない。白のライトに照らされて並ぶ、高さ18メートル、59本もの柱が持つ存在感が圧倒的だからだ。
今度は上から一望できる場所で見下ろしてみる。「ヤッホー!」。見学に訪れた子供たちが目を輝かせて声をあげると、両壁からはっきりとこだまが返ってきた。
後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や、会員登録すると応募できるプレゼントもあります。今回は「瓦せんべい」と「ビンズせんべい」のセットです。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル