表だっては語りにくいが、人間の本質が時折のぞく。エロい話を愛する者たちが集う会員制バー店長の佐伯ポインティさん(27)は、明るく面白い猥談(わいだん)を追求する自称「エロデューサー」。エロの話、新聞で聞いてもいいでしょうか。
夜の言葉遣いが独特だった元恋人。セックスフレンドとの濃厚なSMプレー。詳しくは書けそうもない体験談を誰かが披露するたび、匿名・カメラオフの参加者たちがどっと沸く。
ここはバーチャル猥談バー。コロナ禍で休止していた店舗営業に代わり、週に1回オンラインで開いてきた。月1250円または年1万円で登録する会員は約800人にのぼる。
さえき・ぽいんてぃ 1993年、東京都生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。作家エージェント会社コルクの漫画編集者を経て独立。18年、クラウドファンディングで集めた約700万円を資金に東京・阿佐ケ谷に「猥談バー」を開業、ポインティ社を創業しCEOに就任。投稿サイト「純猥談」、異性の友人とペアで参加するマッチングサービス「Bady」などを展開する。
店長として場を仕切るポインテ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル