中部空港(愛知県常滑市)沖の埋め立て工事を巡る談合事件で、国土交通省中部地方整備局名古屋港湾事務所の元所長が愛知県警に逮捕されたことを受け、斉藤鉄夫国交相は27日、記者会見で「元職員が逮捕されたことは誠に遺憾だ。まずは県警に全面的に協力し、事実関係に基づき、厳正に対処する」と述べた。中部地方整備局に外部有識者からなる第三者委員会を設置するよう指示したことを明らかにした。
愛知県警は24日、中部空港の沖合で進む土砂の埋め立て工事で入札情報を漏らしたなどとして、中部地方整備局名古屋港湾事務所の元所長と、採石業者の元会長を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕した。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル