川崎市麻生区で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」の主催者は2日、上映を中止していた映画「主戦場」について、映画祭最終日の4日に上映すると発表した。是枝裕和監督ら映画関係者や市民らから上映中止への抗議が相次ぎ、方針を撤回した。
「主戦場」は慰安婦問題を扱うドキュメンタリー。上映中止をめぐっては、白石和彌監督が「表現の自由を殺す行為だ」として自作の出品を取り下げ、是枝氏らも出品作の舞台あいさつなどで抗議した。10月30日に開かれた公開討論会でも上映を求める声や、上映の際の警備などで助力したいとの申し出が相次いだ。
主催者は1日夜、スタッフを集…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル