「五木の子守唄」で知られる熊本県五木村は、村のキャラクター「いつきちゃん」の新たなイラストをお披露目した。「巨人の星」などを描いた漫画家川崎のぼるさん(79)=熊本県菊陽町=が村の依頼で描き下ろした。
いつきちゃんは2009年9月に誕生した。五木の子守唄にちなんで子守娘として描かれ、五木村出身の12歳という設定。四季を通して村が「いつきてもいいところ」との意味が名前に込められており、ストレートに五木村が思い浮かぶため全国からの応募で決められた。「つばきちゃん」という赤ちゃんをおぶっている。誕生から10年を迎えたことを記念して村が依頼し、川崎さんがデザイン・作画を手がけた。
新しいイラストは11種類。12歳のままだが、ちょっぴり成長したいつきちゃんがテーマで、髪を茶色に染めて道着をまとう姿や、太鼓をたたく勇ましい姿もある。東京五輪を応援するバージョンも。川崎さんは今月16日にあった発表会見で「今まではおとなしいイメージだったが、今回は殻を破って少しやんちゃないつきちゃんを描いた」と話した。新旧合わせてイラストは計37種類になった。
新しいイラストは観光PRで活…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル