埼玉県警捜査2課は25日、新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金100万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、東京都渋谷区円山町、不動産会社役員、安藤王男(きみお)容疑者(56)ら3人を逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。 逮捕したのは他に横浜市栄区笠間、無職、林優太朗容疑者(21)と、埼玉県本庄市児玉町吉田林、私立大学生、岩上翔吾容疑者(21)。埼玉県警は、安藤、林両容疑者が5~8月、約130人分の不正申請を指南し約1億円をだまし取ったとみて捜査する。 逮捕容疑は、共謀の上、6月14日、本庄市の男子大学生(21)=詐欺の疑いで書類送検=の名義で国に虚偽の申請をし、同月26日に男子大学生の口座に100万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。
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