東京都は13日、専門家らによる新型コロナウイルス対応のモニタリング会議で、救急搬送先の決定に時間がかかる週平均の件数が前週の41・9件から63・6件に増えたことを明らかにした。
出席した都医師会の猪口正孝副会長は「熱中症の影響という話もあるが、熱中症の件数はそれほど多くない。熱中症そのものでかなり増えてきたんだとは言い切れない。新型コロナの広がりを反映している可能性はあり得る」と述べた。一方で、猪口副会長は「熱中症は発熱、体温が高くなって救急要請され、コロナ感染症の発熱症状と、区別をすることが非常に難しくなる」とした。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル