給与の支払いの遅れを理由に私立和歌山南陵高校(和歌山県日高川町)の教職員がストライキをするなどしていた問題で、同校を運営する学校法人南陵学園(静岡県菊川市)の理事長が退任したことがわかった。学園側が新理事長就任を知らせる保護者宛て文書を26日付で出した。
文書によると、新理事長は井植浩之氏。「新理事長に就任した」と報告し、「これまで法人の事業承継や静岡県による措置命令により不安の声をちょうだいしており、引き継ぐ者として申し訳なく感じている」としている。9月中に保護者会を開いて今後の運営方針について説明する意向も示した。
退任した小野和利・前理事長については「今後もお力添えをいただきたい」として、学園長として学園に残すとしている。
和歌山南陵高校をめぐっては…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル