安倍晋三首相は3月28日、記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策などについて説明した。会見では、イベント中止などが余儀なくされている文化芸術、スポーツ関連事業者への救済措置についても質問が及んだ。
政府はイベントの延期や中止などを要請しているが、それによって生じた損失の補償制度は提言していない。
安倍首相は、「文化芸術スポーツは大変重要であると思っております。この火が一度消えてしまっては、復活するのは大変だということは重々承知しております」と回答。
一方で、「損失を補填する形で税金で補償するのはなかなか難しい。そうではない補償がないかということを今考えているところでございます」として、税金を使った補償制度は行わない方針であることを示した。
また、「キャッシュフロー自体に大変な困難を抱えている方への支援として、無利子無担保で5年間据え置きの融資というものがある」とした上で、「借りても大変だというお話を伺っています。そういった方々への給付金も行っていただきたいと考えています」と述べた。
ハフポスト日本版編集部
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