All Nippon NewsNetwork(ANN)
感染症学が専門の国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授に聞きます。 ※東京都で新たに107人の感染確認について
この数を聞いて、非常にショックを受けました。徐々に増えていくと予想していたが、100人に達するのは7月後半ぐらいかなと予測していました。この時点で急に増えたことに危機感を持っています。6月19日に休業要請が解除になって、感染者が増えてきやすい状況になっていると思います。それが数として反映されているのかもしれません。普通の生活をして感染しているので、そういう意味で、市中で広がっているという傾向が、これからも読み取れるのではないかと思います。 ※今後の推移について
2日は107人だったけど、あしたは50人、あさっては60人に戻る可能性もあります。ただ、100人レベルが続くのであれば、その域に達したと考えざるを得ません。そうなると、200人という数も遠からずやってきます。1週間、2週間後にそのくらいの数に達してもおかしくないかもしれません。 ※今後の対応について
経済的な影響は大きいので、都内の全地域、全業種に営業の自粛を要請するのは、今の時点ではやりすぎかもしれません。ただ、特定のエリア、業種で感染が広がっていることはわかっているので、そこにあてはまる場合は、早いうちに、お金を出しても休業要請をしていただきたい。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース