家族が新型コロナウイルスに感染するなどして家計が悪化した大学生らについて、文部科学省は、1日に始めた修学支援新制度で、新たに学費を支援することを決めた。新制度の対象範囲内まで世帯収入が悪化したという証明書が必要。大学や自治体を通じて、学生に周知する。
文科省は1日から、大学や高等専門学校など高等教育の学費負担を減らす新制度をスタートさせた。支援対象は「両親と本人、中学生」の4人世帯で年収380万円未満など。約51万人に授業料の減免と給付型奨学金の支給をする見込みで、新年度予算では4882億円を盛り込んだ。
この制度では学生の父母が死亡したり失業したりした場合のほか、「震災、火災、風水害等に被災」して家計が急に悪化した場合に対応する。今回、この条件に「新型コロナウイルス感染症にかかる影響」を新たに加えた。
支援を受けるには、感染症の影…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル