【動画】西九州新幹線「かもめ」試乗会=金子淳撮影
23日に開業する西九州新幹線(武雄温泉―長崎)。その報道機関向け試乗会が10日、開かれ、記者(25)も参加した。在来線特急と新幹線との乗り継ぎや、乗り心地、車内設備や車窓の景色を確かめてきた。
午前10時、海外メディアも含む約140人の報道関係者が佐賀駅を出発した。乗車したのは、乗り継ぎの在来線特急「リレーかもめ」。現在は「白いかもめ」という愛称で呼ばれている特急885系車両で、開業後は、かもめの名前を新幹線に引き継ぐ。
武雄温泉駅(佐賀県武雄市)に到着すると、同じホームの向かい側に、すでに6両編成の新幹線N700S「かもめ」が待ち構えていた。幅約10メートルのホームを30秒ほど歩くと、乗り換えが完了した。
JR九州は、この乗り換え時間を最短3分と見込む。短いように感じるが、3分間あれば、ゆとりを持って移動ができそうだ。
新幹線の外観は、赤と白を基調にしたスタイリッシュなデザインが特徴。ドア付近には毛筆で「かもめ」の列車名が配置されている。
どきどきしながら車内に足を…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル