前理事長が有罪判決を受けるなどした一連の事件を受け、日本大学が7日、文部科学省に再発防止策を報告した。日大は田中英寿前理事長(75)らに損害賠償を求める方針で、学外者を軸に5月末までに新理事長候補を選び、7月から新体制に移るという。
再発防止策によると、加藤直人理事長兼学長(71)を含め、現在の理事らは6月末で全員退任するほか、事件発覚時の理事らが、将来にわたって役員に就くことを禁止する。理事の選出方法を見直し、3分の1ほどは学外者とするほか、理事長と学長の評価制度を導入する。
脱税事件で有罪判決を受けた前理事長のほか、背任罪で起訴された元理事の井ノ口忠男被告(65)にも損害賠償を求めるという。
加藤理事長は文科省への報告…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル