来年11月に鎮座100年を迎える明治神宮(東京・代々木)で10日夜、本殿の修復工事完了に伴い、ご祭神が仮の社殿から本殿へと遷る本殿遷座祭(せんざさい)が始まった。この日は天皇陛下の勅使が差遣(さけん)され、暗闇の中、ご祭神を遷す「遷御(せんぎょ)の儀」が厳かに執り行われた。
勅使と神職がご祭神を仮殿から運び出し、白い幕で囲われたご祭神を本殿に。雅楽の音色と神職らの掛け声が響き渡った。
明治天皇と昭憲皇太后を祭る明治神宮は老朽化などで修復が必要となり、昨年5月、ご祭神は仮の社殿に遷っていた。
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