ツイッターに虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、女優の春名風花さん(19)と春名さんの母親が、書き込みをした人物を相手取り、慰謝料など265万4000円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が3月10日、横浜地裁(國井香里裁判長)であった。
【画像】ネット中傷には「絶対に引きません」と語る春名風花さん
被告側は出廷しなかったが、春名さん側の代理人弁護士によると、請求棄却を求める答弁書を提出したという。
問題となっているのは「彼女の両親自体が失敗作」などと書かれたツイート。東京地裁(大嶋洋志裁判官)は2019年11月1日、こうしたツイートを「社会通念上許される限度を超える侮辱表現で、名誉感情を害されたことは明らか」と認定し、氏名や住所などの開示をプロバイダに命じた。
弁護士ドットコムニュース編集部
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