最新型の新幹線「N700S」の運転台に入ることができるツアーが、複数の旅行会社で販売中だ。7月にデビューしたばかりの車両で、運転台の一般公開は初めてとなる。
JR東海は例年、浜松市中区の浜松工場を一般公開しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催を見送っていた。代わりに、人数を絞りつつ見学機会を増やそうと、東京都品川区の大井車両基地と大阪府摂津市の鳥飼車両基地も加えたツアーを企画した。
首都圏出発のツアーは、新幹線に乗って来年1月9日に大阪(160人限定)、23日に浜松(480人限定)に向かう2種類がある。大井車両基地の見学は、関西か中部から出発するツアーのみ。鳥飼車両基地へは、新大阪駅から専用の回送列車で入場する。6歳以上が対象だ。
一部の旅行会社ではすでに売り切れも出ているという。(狩野浩平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル