気象庁は1日、東京に冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が昨年に続き吹かなかったと明らかにした。1951年の統計開始から6回目で、2年連続は初。木枯らし1号は10月半ばから11月末までの間に初めて吹く風速8メートル以上の北風のこと。
気象庁によると、西高東低の冬型の気圧配置が強まらず、上空の偏西風が平年より北を通って寒気が南下しにくかったのが影響した。
木枯らし1号は東京と近畿で発表。近畿では昨年より18日早い11月4日に観測されたと大阪管区気象台が発表していた。
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